e-Taxのメリットとデメリット!自宅にいながら確定申告ができます。

e-taxというインターネットを利用して確定申告の申告などの手続きをするシステムをご存知でしょうか?
最近では、e-taxの利用者も増え続けているようです。
e-taxのメリットとデメリットをについて解説していきます。

 

[admanager id=3]

 

e-taxとは?

e-taxとは何のことかをしっかり理解して利用していきましょう。
e-taxは、インターネットで国税に関する申告や納税、申請・届出などの手続ができるシステムです。
今まで、紙面上で税務署まで行って申告などをしていたことを、電子データに変更して自宅にいながら、申告・申請・届出ができるようになりました。
情報を電子化するだけでなく、インターネットを通じて電子データを送信することができます。

 

 

確定申告をe-taxで行うメリット

e-taxを利用する上での最大のメリットは、税務署に行かなくても、国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」で申告書を作成し、自宅からネットで提出(送信)できることです。

 

確定申告の為に、期間中に税務署に行った事のある人には分かると思いますが、あれは完全に地獄です。
とにかく待ち時間が長いんです。
確定申告を必要としている、個人事業主は思ったよりも多くいます。
そして、その人たち全てが、確定申告に慣れている訳ではありません。
税務署に来てから、色々とサポートをしてもらって、長時間手続きをしてしまう人が、必ずいます。
しかも結構な割合でいるので待ち時間もかかります。

 

そして、その他のメリットとしては、e-taxだと、確定申告期間中は、24時間e-Taxで提出(送信)ができます。
24時間利用できるのは、1月15日から3月15日までとなっています。
但し、メンテナンスのため、毎週月曜日0:00~8:30の間は利用できません。
また、3月15日の24時を過ぎたデータは、申告期限後の提出となるので注意しておきましょう。
しかしながら、いつでも申告できるのは良いですね。
税務署での申告だと、税務署が開いている8:30~17:00までしか受け付けてもらえません。
時間外の提出もできますし、最終日なんかは、24時までに提出すれば良いということになりますね。

 

また、e-taxを利用すると、税務署に出向いて行う確定申告で提出する必要のある書類が必要ありません。
ただし、保管義務はあるので、手元で管理しておきましょう。

さらに、税務署に出向いて行う確定申告と比較すると還付までの期間が短くなります。
通常1ヶ月~1ヶ月半程度かかりますが、e-taxを利用すると、おおむね1ヶ月以内に還付処理まで終了します。

 

[admanager id=4]

 

e-taxで確定申告を行うデメリット

e-taxのメリットを説明しましたが、e-taxを利用すると便利であることは間違いありません。
しかし、e-taxにもデメリットがあります。
そのデメリットとはe-taxを利用するまでの準備にあります。
ます、e-taxを利用するにあたって、事前に利用申請の手続きを行います。
あらかじめ開始届出書を提出し、利用者識別番号などの手続きが必要になります。

そして、マイナンバーカードが必要になるので、持っていない人は発行の手続きが必要になります。

さらにe-taxを利用する環境に、ICカードリーダーが必要になってきます。
このICカードリーダーにマイナンバーカードを挿入して、個人認証を行います。
ICカードリーダーは、ご自分で購入する必要があります。
マイナンバーカードに対応したICカードリーダライタを家電販売店などで購入しておかなければいけません。
価格は5000円程度で購入できます。

 

 

e-taxソフトとは!?

e-Taxソフトとは、申告書等の様式に準じた入力画面に必要事項を入力することでデータを作成するシステムであり、「確定申告書等作成コーナー」とは別のシステムです。
申告書等の作成は「確定申告書等作成コーナー」で行うことができるため、e-Taxソフトを使用する必要はありません。
ただし、申告の内容によって「確定申告書等作成コーナー」をご利用になれない方も、e-Taxソフトを利用して申告書の送信を行うことができます。
その場合は、ソフトウェアのインストールが必要になります。
このあたりは、パソコン関係に詳しくない人には、ちょっと大変な作業になってしまいますが、国税局のホームページの中に、「e-Taxソフト」の利用方法についての説明や、インストールに関するページがあるので、ここを見ながら行うと、問題なくできます。

 

 

e-taxとマイナンバー

e-taxを利用する際には、オンライン上で行う特徴から、必ず公的個人認証が必要になります。
パソコンにICカードを読み取れる、ICカードリーダーが必要なのはその為です。
公的個人認証の方法ですが、マイナンバーカードを持っていれば、、ICカードリーダーに差し込むだけでOKです。
ただ、注意が必要な事もあります。
それは、以前使用してた住基カードとマイナンバーカード(個人番号カード)は同時に持つことが出来ません。

 

[admanager id=8]

 

e-taxで医療費控除を受けることができます

e-taxで医療費控除を受ける事は非常に簡単です。
「確定申告書等作成コーナーページ」の中に、「医療費控除」という項目があるので、こちらに記入します。

医療費の項目が多い場合、「医療費集計フォーム」というものをダウンロードしておけば、とても簡単に医療費を集計することが可能になります。

医療費の領収書や源泉徴収票等は、その記載内容(病院などの名称、支払金額等)を入力して送信することにより、これらの書類の提出又は提示を省略することができます。
但し、法定申告期限から5年間、税務署から書類の提出又は提示を求められることがあるのできちんと保管しておきましょう。

 

 

e-taxと電子証明書

e-taxを利用して確定申告を行う場合、電子署名を行います。
この電子署名を使用するために、あらかじめ電子証明書を取得する必要があります。
紙面上での印鑑証明書の代わりになるものです。

電子証明書の取得方法ですが、マイナンバーカード(個人番号カード)の交付申請でOKです。
というのも、マイナンバーカードには電子証明書が組み込まれているからです。

 

 

e-taxソフトのWeb版

e-taxは自分でパソコンにソフトをインストールする以外に、WEB版を利用することも可能です。
WEB版を利用すれば、ネットに接続していればブラウザ上で、e-taxを利用できます。

「徴収高計算書」・「法定調書(給与所得の源泉徴収票等)」・「納税証明書の交付請求」・「納税手続」がご利用できます。

納税証明書の交付請求方法や税理士等による代理送信を行う際の流れに通常のソフトを利用した場合と差が出るので、国税庁のホームページを確認してください。

国税庁にe-taxのマニュアルもあります。

国税庁のホームページにe-taxに関するマニュアルを掲載しているページがあります。
分からないことがあった場合が、こちらを参考にしてください。
以下のマニュアルがあります。
・e-Taxソフトの準備作業関係
・e-Taxソフト(WEB版)準備作業関係
・ルート証明書のインストール関係
・e-Taxソフトのインストール関係
・e-Taxソフト操作マニュアル
・初期登録関係

>>国税庁のホームページはコチラへ

 

 

確定申告と税理士

確定申告が面倒であれば税理士に依頼する方法もあります。
最近では、確定申告がe-Taxのシステムとなってからは、税理士もインターネットを通じて手続きができるので、税理士の中には全国対応としている人もいます。
その場合は、領収書など必要書類を郵送するだけで確定申告を作成し提出してくれます。
税理士に依頼した場合は、代行して申告しますので、マイナンバーは必要ですが、マイナンバーカードやICカードリーダーは、個人で準備する必要はありません。
もちろん別途、税理士に依頼する料金はかかりますので、どちらが良いかは経営状況によって判断が必要になります。

 

 

 

確定申告にも必要な会計ソフト

確定申告書を作成するときは、1年間の売り上げや経費などをまとめないといけません。

また、青色申告の場合は、複式簿記で提出しなければいけませんので、資料が多くなると会計ソフトを使ってまとめた方が良い場合もあります。

おすすめの会計ソフトの比較をしてみましたので参考になれば幸いです。

[table id=7 /]

 

 

 

>>確定申告の時期は2019年のいつからいつまでの期間なのか!?やり方は?

 

 

[admanager id=6]

 

[admanager id=5]

コメント

タイトルとURLをコピーしました